手作り指輪の種類


一口に手作り指輪と言っても大きくは3つに分類できます。
その事を知らないと、自分のイメージしてる結婚指輪や婚約指輪が違ったモノになる可能性があります。
ここでは簡単に『世に存在する手作り指輪』について解説します。

フルオーダー

デザイン性やクオリティーは高いですが、全てを人に託すので『二人で手作りすることの価値』は得られません。価格も高額になります。
制作に関わる人
デザイナー・原型師・職人
制作方法
主に鋳造的技法が使われます。
デザイン性・クオリティー
お客様のご希望に沿ってデザイナーがデザインし職人が制作する為、デザイン性・クオリティー共に最も高いです。
価格
専門職が携わる事が多い分、価格もしっかり掛かります。完全オリジナルのデザインでは、一般的な結婚指輪の2倍くらいは用意しておいた方が良さそうです。
ただし、一般的なデザインにアイデアを足す程度のオーダーなら鋳造的手法より安くなる可能性もあります。詳しくはご相談下さい。

鋳造的手法(キャスト製法)

二人で作る作業感、デザイン性、コスト面など一番バランスが取れている手法となります。
制作に関わる人
お客様・職人
制作方法
樹脂製の柔らかいジュエリーワックスを二人で削り、指輪やペンダントなどの元になる原型を作ります。この原型を職人が二人のデザインイメージに沿って修正して仕上げます。
デザイン性・クオリティー
ワックス原型を元に製造する為、造形の制約が無くデザイン性に優れます。職人が修正するのでクオリティーも高く仕上がります。
価格
彫金的な手法よりは高くなりますが、アトリエ100&1では完全予約制にする事で固定費を掛けず、一般的市販品よりも安くご提案できます。

彫金的手法

二人で作る作業感は高く、コストも最も低く抑えられますが、デザイン性やクオリティに制限があります。
制作に関わる人
お客様
制作方法
金属を直接叩いて、曲げて、リングにして磨きます。職人のサポートを殆ど使わず、完成まで二人で仕上げていきます。
デザイン性・クオリティー
金属を直接加工する為、デザインの融通性は低めです。職人のサポートが無く、満足のいくクオリティーを得られない場合があります。
価格
基本的に職人が手を貸すことなく全て二人で仕上げる為、安く作ることができます。

鍛造について

鋳造に対して鍛造が比較されることも多くありますが、どこのアトリエであっても熟練の職人でないお客様が鍛造で手作りすることは不可能です。彫金的手法の一部の作業(金属を熱して叩く)が鍛造の工程である事から、鍛造と謳ってる所もあるようですが、本来は最初から最後までの工程を指して鍛造というのであって、一部の作業だけで鍛造という事はありません。アトリエ100&1ではこれを彫金的手法と呼んでいます。

従来の宝飾業界における鍛造は、熟練の職人が金属を高温で熱し叩いて鍛える刀鍛冶の技法でした。しかし近年の宝飾業界では、機械の技術が向上し機械を使って作った場合でも、ビッカース硬度200HV前後のモノも『鍛造』と呼ぶようになっています。

アトリエ100&1では、プラチナや18金イエロー等の柔らかい金属のビッカース高度を200HV前後~300HVに高める熱硬化処理を取り扱っております。硬さを基準に鍛造をお考えの方は、当アトリエの熱硬化処理を是非ご検討ください。

但し、鍛造は硬く傷かないというものではありません。表面が硬ければ傷は付き難くなりますが、通常生活の中で使用していても鍛造より硬い硬度はそこら中に存在する為、必ず傷は付いてくるのです。。また、鍛造だけでなく熱硬化処理をすると、後からサイズ直しやメンテナンスがし辛くなるケースも出てきます。鍛造商品のサイズ直しは火を入れる事で一般的な硬度に戻ってしまう事もあります。サイズ直しが出てきたときに、どの様に処理するのか?確認する方が良いでしょう。

  • 鍛造について

    鋳造に対して鍛造が比較されることも多くありますが、どこのアトリエであっても熟練の職人でないお客様が鍛造で手作りすることは不可能です。彫金的手法の一部の作業(金属を熱して叩く)が鍛造の工程である事から、鍛造と謳ってる所もあるようですが、本来は最初から最後までの工程を指して鍛造というのであって、一部の作業だけで鍛造という事はありません。アトリエ100&1ではこれを彫金的手法と呼んでいます。

    従来の宝飾業界における鍛造は、熟練の職人が金属を高温で熱し叩いて鍛える刀鍛冶の技法でした。しかし近年の宝飾業界では、機械の技術が向上し機械を使って作った場合でも、ビッカース硬度200HV前後のモノも『鍛造』と呼ぶようになっています。

    アトリエ100&1では、プラチナや18金イエロー等の柔らかい金属のビッカース高度を200HV前後~300HVに高める熱硬化処理を取り扱っております。硬さを基準に鍛造をお考えの方は、当アトリエの熱硬化処理を是非ご検討ください。

    但し、鍛造は硬く傷かないというものではありません。表面が硬ければ傷は付き難くなりますが、通常生活の中で使用していても鍛造より硬い硬度はそこら中に存在する為、必ず傷は付いてくるのです。。また、鍛造だけでなく熱硬化処理をすると、後からサイズ直しやメンテナンスがし辛くなるケースも出てきます。鍛造商品のサイズ直しは火を入れる事で一般的な硬度に戻ってしまう事もあります。サイズ直しが出てきたときに、どの様に処理するのか?確認する方が良いでしょう。

HANDMADE JEWELRY

自分で作り、クラフトマンが仕上げる。100&1のキャスト製法によるハンドメイド・ジュエリー