誕生石を結婚指輪に使いたいと考える人がいますが・・・指輪のどの部分にでも使えるとはイメージしない方が良いですよ。
考えなくてはいけないのが石の硬度(モース硬度)です。金属が日常生活でも傷付く事は硬いと云われてる鍛造でも同じです。
因みに宝石と云われてるモノは、日常生活でも傷が付き辛いモース硬度9以上のダイヤモンド・ルビー・サファイヤ・エメラルドを貴石と呼び、それ以外は半貴石と呼びます。
半貴石が全て傷付き易い訳ではありせんが、中には相当柔らかいモノもあります。
指輪の付加価値的に指輪の内側に誕生石を埋め込むサービスがありますが、私共のアトリエでは余りお勧めしていません。何が何でも駄目なのではなく、指輪の厚みも考えないと、地金の変形と共に、石が割れる可能性があるからです。意外と見落としがちな所が指輪の厚み(地金の厚み)です。
最近の流行である華奢な細いラインは厚みも相当薄いです。1.2㎜程度とお考えください。もちろん幅にも関係してきますが、普通に少し力を込めれば曲がると考えた方が良いです。
表面にメインの石として使う時でも、こんどは石の留め方を考えなくてはいけません。
金属に埋まる様な留め方は避けた方が無難ですね。
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