近年のファッションがレトロなスタイルになっているからか、アクセサリー等もクラッシックでレトロなデザインが好まれるようになりました。
結婚指輪も華美に石を散りばめるよりもシンプルなデザインや、スッキリしたシルエットが人気になっています。
特に最近は『手作り』がブーム的な感じで指輪を手作りする人も増えてきました。
通常はセミオーダーや既製品に手を加えるような簡易的なものさえも『手作り』と言い出したので『本物の手作りの良さ』が損なわれてしまっている気もしないわけではないのですが・・・。
二人でデザインを考えて0から積み上げる事かが、本来の目指すべき『手作り指輪』だと思うのです。
どんなに気に入ったデザインであってもオンリーワンにならなくては意味がないと思うのです。
そんな二人にとって『結婚指輪』は特別な意味があります。
どうも結婚指輪のイニアチシブを取るのは女性の方が多く、女性のデザインに合わせて男性が自分のデザインを決める傾向にあります。
結婚指輪は二人の幸せのカタチを存在として作り上げるものです。
自分達の気持ちを、生涯身に付ける指輪に閉じ込める意味合いを持つものでもあります。
モノには魂が宿る
大切にされたものには、持ち主の想いが残されると言われています。
フランスの女性は、バーキンを自分では買いません。
祖母から母へ母から娘へと渡されて大切に使われていきます。
宝石も同じように個人のものではなく、何時かはその家族へと受け継がれていくのです。
日本にはたくさんの仏閣があり仏像が存在します。
仏像は仏の姿を映したものですが、彫師が魂を込めて彫るからこそ人はそこに仏の姿を見て手を合わせるのです。
このように強い気持ちや想いが込められたものには人の心を揺さぶり、穏やかにし、守りを授ける力があると思います。
それは指輪も同じことで、想いを込めたものには魂が宿り、困難に打ち勝つ力があると思うのです。
大切だから残したいもの
先日ある男性から問い合わせを頂きました。
ご自分の祖母が大切にしていた石のお守りを使って婚約指輪にできないものか。
石を婚約指輪に使うことは出来ないかとの問い合わせです。
この方のお祖母様は、お祖父さまから贈られた瑪瑙(めのう)のお守りをそれは大切にされていたそうです。
子供心に『お祖母さんの宝物』だと思っていた記憶があるそうです。
お祖母さまに、とても可愛がって貰っていた男性は形見分けにお祖母さまの瑪瑙のお守りを頂いたそうです。
大好きで優しくて綺麗だったお祖母のような女性を絶対にお嫁さんにしよう、お祖父さまを生涯愛し続けたお祖母のような女性に巡り会えたら、この石を婚約指輪にして贈ろう。
そう思い成長されました。
石は平たく大振りで、とても指輪にできる状態ではありません。
しかし、宝石を研磨して指輪にできる形に整えれば、十分に婚約指輪にも利用できます。
もちろん、相手の方さえこれを利用して指輪を作りいと希望されているのならデザインに取り入れることも出来るのです。
後日、彼女に相談したところ『そんな大切なものを指輪に使えるなんて私は本当に幸せだ』と返事を貰ったと連絡を頂きました。
このように『想い出があるもの』『今は使ってはいないけれど、使いたい宝石』をお二人の愛のカタチにプラスする事は、その元の指輪や石を大切にされていた人の想いを引き継ぐことにもなります。
引き継れたものは、今度は二人の子供そしてお孫さんへと受け継がれていくのです。
このような石の加工までを提案し、デザインが出来るのも、本物の手作り指輪をつくれるアトリエ&1だけだと思っています。
古くなってしまった宝石にも、命が宿っています。
他人に渡すよりも、自分達がその宝を受け継いでいく・・・なんだかロマンティックではありませんか?
本当の絆
ウェディングのスタイルは多様化してきていて、昔のようにキメキメの式場でのスタイルではなく、アットホームなおもてなしが出来るスタイルへと変貌しています。
海外でのウェディングも増えているように『お披露目の為のウェディング』から『もてなすウェディング』へと移り変わりをみせているのです。
そんなウェディングスタイルがメインになるからこそ、自分達の為の結婚指輪に想いでの品を受け継ぎたいと考える人が増えていたのではないかとも思うのです。
確かに人気のブランドの指輪もオシャレですし、結婚指輪だから贅沢したいって人もいると思います。
ですがブランド指輪なら結婚指輪じゃなくても記念日にプレゼントして貰えますよね?
そう考えるなら、二人だけの想いをしっかりと伝えられる、大切な人の記憶を閉じ込められるオンリーワンの指輪を選びませんか?
アトリエ100&1では、大切な人の在りし日の想い出がつまった宝石をリメイクして結婚指輪や婚約指輪を作ることが出来ます。
自分の家族が大切にしていた宝石を甦らせる事が出来るなら、こんな素晴らしい事はありません。
常に身に付けているからこそ、大切な人が側にいて見守ってくれている安心感もありますし、何よりも強い気持ちが重なり合うことで二人の絆が更に強くなるのです。
新しい指輪に古いものを加えると幸せになると言い伝えがあります。
古いものは新しいものを受け継ぎ、新しいものは古いものを守る。
そうして人の心は繋がっていくのです。
感謝
2人で作る結婚指輪
感動サプライズの婚約指輪
幸せの記憶を刻むセルフメイドジュエリー
アトリエ100&1
●本 店 石川県金沢市 076-255-2896
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