2人で作る、自分達で作る手作り指輪の店が東京ではどんどん増えてます。
その一方で、イメージしてたのは、こんな指輪ではなかった!との声を耳にするようになって来ました。
そもそも2人で作るや、自分達で作ると謳ってる手作り指輪のお店の歴史は浅く、まだまだ認知されていないのが現状です。
誰が作るのか?どうやって作るのか?でその製品の特性は大きく変わります。
2人で作る、自分達で作る行為そのものは良いとして、作り方の手法を知らないと、暫くして『自分の着けたかった指輪はこんな指輪じゃなかった』と後悔してる人が一人でも居るのは問題だと思うのです。
せっかく2人で作る手作り指輪なら、後悔してほしくないですね。
誰が作るのか?
昔から手作り指輪と言われ、解釈されるのがデザイナーが個性を生かしたデザインで、それを一点づつ職人が手作りするモノを宝飾の世界では手作りと言ってきました。
その作り方に、地金を叩いたり曲げたりして形を整えていく彫金的な手法と、モデリングワックスと言った柔らかい樹脂を使い、細かい細工をし、金属にする鋳造のやり方があるのです。
これはゴム型を使い量産できるので、多くのお店に並ばせる事が可能になり、製造メーカーのほとんどが採用する事になったのです。
硬い金属に細かい細工をしていた昔の職人さんは凄いですよね。
今では本当に少なくなりました。
なので一般的に手作りと言うと、職人の手による作り方で使われていました。
そこに、身に着けつける人達自らが作るやり方が10数年前に出てきたので、業界としても戸惑いが出てしまうのです。
なので、2人でつくると謳ってる所で、その手法、彫金的手法なのか、鋳造的手法なのかを謳ってる所が少ないのです。
この為、2人で作る事と、関心事である金額的な事を謳ってる所を選択し、後悔をしている人がいるのです。
どの様に作るのか?
もともと宝飾業界でも、彫金的な手法と鋳造的な手法がある訳でして、2人で作る手作り指輪を謳うお店も、二つの手法を採用しています。
本来は鋳造に対して鍛造を比較にするのですが、鍛造は相当な熟練か、現在の工業的要素を取り入れた製法なので、はじめから初心者の2人の手におえる事はありません。
彫金教室の延長で、2人で作る手作り指輪を作るアトリエがあるので、あえて彫金的手法と言ってます。
初めて指輪を作る人達にとっては、その技法がどちらにせよ、市販の指輪レベルを作る事は出来ませんよね。
彫金的作り方
元々は太古の時代からあった技法で、金属を叩いたり曲げたりして形を作っていくやり方です。
お店の特徴としては、比較的価格を安く打出していますね。
金属を叩いて丸めて・・・拘りのデザインは難しいですよね。
ここが後から出てくる不満に繋がる事があるのです。
2人で作る迄の行為は一緒です。
盛り上がってる二人は、2人で作れる事に感激しながら作り出しますが、叩いたり曲げたりだけでは繊細なデザインに仕上げる事は不可能なのです。
磨いてピカピカになると、最初は綺麗になったと思ってしまうのですね。
造形を作りやすいモデリングワックス(青い色や緑、紫などがあります)も写真などで確認することはできますが綺麗に調整されたモノを2人が持っていたりしますが、これはリアルではありませんね。
間違いなく職人が手を加えて調整していますね。
初めての2人が出来る限界を超えています。
そこに拘りのデザインが入れば間違いなく追加料金などの価格に反映されると思いますよ。
物凄くシンプル(細く地金が少ない指輪)であれば、私ども100&1でもその価格は可能ですが、2人で文字を刻む事は不可能ですしね。
鋳造的作り方
モデリングワックス(青い色や緑、紫などがあります)を使って原型を作る手法です。
これも、初めて扱う2人には非常に難しい作業になります。
多くの店は男性が女性のモノをつくり、女性が男性のモノを作る事をしているみたいですね。
アトリエ100&1の特徴は、結婚生活の中で常に相手を意識できるように、この原型を2人で一つ作るところにあります。
別々に作らせる事により、原型が二つできる訳ですが、これはワックスの修正代を上乗せする事にほかなりません。
しかし、柔らかいモデリングワックスを使う事でデザインの表現性は高くなります。
初めての2人では難しいけれど、控えてる職人がサポートしてくれるので可能になるのですね。
予算にある程度余裕のある方達には、2人のイメージをデザイナーに伝え、それを職人が作っていく完全フルオーダー形式もこの鋳造の手法を用いているのです。
最近の流行りで杢目金(地金がバームクーヘンの様に層になってる)を良く目にする機会がありますが、これは違う色の金属を重ね叩くことで生まれる地金の柄を使ったモノです。
叩く事により、地金も固くなるため、傷付きづらくなってるのも特徴ですね。
ただしのマイナス的な事もありますが、ここでは割愛しましょうね。
2人で一つの原型を作り、2人で文字を刻む事
先に少し触れたように、アトリエ100&1ではモデリングワックスを使って、2人で一つの原型を作って頂きます。
もちろん、幅や厚み、表面のデザインなどは徹底的に2人で話し合って頂きます。
デザインよりも結婚指輪であれば、その機能に重きを置いているからこその、一つの原型なのです。
その原型に2人で文字を刻むのです。
お互いのイニシャルをお互いが刻み、記念の言葉や数字も2人で一つの原型に書いて頂きます。
その2人で刻んだ文字が、お互いの指輪に残るのです。
結婚生活の中で、常に順風満帆であれば言う事はありません。
必ず訪れるであろう荒波や弱風を2人で乗り切って行こうといった想いの形が2人で一つの原型を作るアトリエ100&1の結婚指輪なのです。
2人の誓いや想いを結婚指輪や婚約指輪に込める
これがアトリエ100&1の提案する結婚指輪なのです。
2人で作る結婚指輪
感動サプライズの婚約指輪
幸せの記憶を刻むセルフメイドジュエリー
アトリエ100&1 東京浅草橋アトリエ花風里