結婚指輪には、当たり前のように日付やイニシャルを刻印しますよね。
しかし、2人だけの誓や、相手へのメッセージが刻めるとしたら?
一般的なお店では勝手に刻んでくれるし、みんな刻んでるから・・・
刻むのが定番だからではなく、自らの意思で刻みたいですよね。
そう思うと余計に、既製品ではなく、手作りのリングの方がいいと思うはずです。
今回は、マリッジリングに思いを刻む意義を掘り下げて考えてみたいと思います。
なぜ、結婚指輪に文字を刻むの?
婚約指輪にも結婚指輪にも、日付やイニシャルを刻印するカップルさんがほとんどです。
どちらかというと、結婚指輪の方が文字を刻む確率が高いですね。
形状的にも入れやすいですしね。
アトリエ100&1の手作り指輪の場合、リングに文字や愛のメッセージ、誓いを刻みます。2人で作るのですから、見えない部分も2人で作りたいですし、結婚への想いの重さが全く変わってきますしね。
今後、結婚生活の中では様々なことが起こると思います。
嬉しいこともあれば、悲しいこと、苦しいことももちろんありますよね。
それを一人ではなく、二人で乗り越えていく事が夫婦の幸せに繋がって行くのだと考えるからです。
しかし、人間の心は、その時の環境や出来事などで変わりやすいのです。
永遠の愛を誓ったとしても、何かの拍子に誓ったことを忘れたり、誓ったこと自体が嫌になったりもしてしまいます。
仕方ないのです、それが人間というものですから・・・
でも、お互いの結婚指輪に、結婚への想いが熱い時に、文字として刻んでおくことで、その時の記憶が蘇って初心にかえるれると思うのです。
アトリエ100&1が考える結婚指輪は、結婚生活を乗り切るためのアイテム(愛のteam)と定義しています。
だからこそ、文字は刻んでもらうのではなく、自分たちで刻んでいただきたいのです。
刻んでもらっていては、あんまり意味がないと思います。
すごくもったいないです。
どんな文字を刻むのがベスト?
さて、結婚指輪や婚約指輪には一体どんな文字を刻むのでしょう?
これから手作りの婚約指輪や結婚指輪を準備しようと思っている人は、刻む文字が特に気になるのではないでしょうか?
基本的には、刻む文字は自由です。
周りの反応ではなく、自分たちがいいと思う文字を刻んでいただきたいです。
ただし、指輪の幅や大きさも関係しますので、スタッフと相談してみて下さいね。^^
イニシャルや英語、歌詞などが多いですが、最近はラテン語やフランス語も人気です。
ラテン語やフランス語は、英語に比べるとわからない人が多いので、メッセージの内容を知られずにすむので、気になるカップルさんにはおすすめです。
間違っても漢字は止めましょうね!^^;
特に、男性で照れくさいという人が多いでが、この時期だから書けるとも思うのです。この時ばかりは女性がリードしてあげて下さいね。
愛の誓いやメッセージは、2人だけに通じるものであればいいと思うので、綺麗に書く必要もありませんし、あまり知られたくないという気持ちもよくわかります。。。
結婚指輪や婚約指輪のデザインも重要ですが、文字についても納得がいくまで2人で話し合っていただきたいですね。
話し合えば話し合うほど、思い出になりますから、今後それが活きてくるのです。
お互いの心に1文字1文字を刻み込むように
話は少しそれるかもしれませんが、最近、仏像彫刻の教室が結構流行っているそうです。
木彫りでお釈迦様やお地蔵様などの仏様を刻んでいく作業ですが、趣味でやっている人も多いようです。
仏像彫刻の精神は、仏様を刻み、出来上がっていく姿を目にしていくことで仏教がわかってくる、つまり仏様を心に刻んでいくことなのだそうです。
完成した仏様に手を合わせていくことで、また心に仏様を刻んでいけるとも言われています。
結婚指輪や婚約指輪に刻む文字も、それに少し似ているのではないかと思うのです。
自分たちで考えたメッセージや誓い、文字を刻んでいくことで、それがお互いの心に刻み込まれていくと思うのです。
既製品では、それは体験できないことなので、すごく貴重だと思います。
ちなみに、仏像彫刻には「一刀三礼(いっとうさんらい)」という言葉があります。
これは、一つ刻みを入れるごとに3回礼拝をするという作業です。
本物の仏像彫刻家は、基本的に一刀三礼で仏様を刻んでいるそうです。
結婚指輪や婚約指輪に文字を刻むときは、一刀三礼をする必要はありませんが(笑)、それくらい精神統一して刻めるといいですね。
一心に文字を刻まれる姿はとても美しいです。
婚約指輪は刻む派?刻まない派?
男性から女性に贈られる婚約指輪。
最近は、婚約指輪なんていらないと言う女性が多いようで…それはすごく残念なことです。
今後、夫婦生活を送る中でお互いに背を向けてしまうこともあると思います。
永遠の愛を誓ったと言っても人間ですから仕方ありません。
綺麗事だけでは、何事も進んではいかないのですよね。
そんな時に、結婚指輪の記憶を辿るのも大事なことですが、もっと原点に帰るためには、やっぱり婚約指輪なのです。
プロポーズした瞬間を、プロポーズされた瞬間を思い出しませんか?
そこに文字が刻まれていることで、さらに意味のある婚約指輪になるのです。
ちなみに、指輪を贈ることがプロポーズではないのです。
ダイヤモンドを贈ることがプロポーズに繋がるのです。
そして、男性側もできれば婚約指輪や婚約ペンダントも手作りがいいですよ!
この女性と共に歩んでいきたいと思ったその想いを、心を込めて刻みましょう。
あの日、一生懸命、彼女のために婚約指輪、婚約ペンダントを作り、文字を刻んだ記憶がやがて宝物になるのです。
あの日、一生懸命、私のために婚約指輪、婚約ペンダントを作り、文字を刻んでくれたという感激が、時間が経つほどに宝物になるのです。
宝物はキラキラしていますね。
キラキラ明るい宝物をたくさん持つことで、人生はもっと輝かしいものになっていきます。
そこから生まれる新しい命は、キラキラして、将来は多くの人に光を与えていける大人になると信じています。
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アトリエ100&1 東京浅草橋アトリエ花風里