なぜ結婚するのか?結婚とは何か?
グーグル検索で『結婚」と入力すると、結婚意味・結婚準備・結婚決めたらする事・結婚年齢・・・など、結婚を意識する人が多くいる事が判ります。
次に『結婚式』を検索すると、ドレス・式場・髪型・招待状返信など具体的に結婚式に関する情報収集してる事も解りますね。
そこから実際の『結婚生活』になった時の検索になると、楽しい・疲れた・お金など生々しい生活の事が垣間見えてきます。
面白い事に最後に『家族』と検索した時、家族葬が以外にも上位に来て驚きました。
グーグルのAIが優秀なのか、結婚をテーマにして検索していたので、いきなり『家族』と検索した時は家族葬が一番最初に出てきたのに、家族結婚式・家族挙式・家族になろうよ等結婚に繋がる様なサブキーワードが出てきたことに驚きました。
まず『苦難』の本質を知る
私共のアトリエでは結婚指輪を作りにくるカップルに話す事があります。全員にではありませんよ。
カップルを30数年の間に何千組も対峙してきた私でも、それこそこの二人なら大丈夫と思えるカップルにのみです。
我々人間が人として成長するのは、ある事柄を乗越えた時です。
ある事柄とは自分が感じる『苦難』です。
苦難は結婚していようが、結婚していまいが、学生であれ社会人であれ、必ず起こります。
その大半は相性の悪い人間関係と経済的な理由から来る自己嫌悪の変形が起こす対人関係だと考えるのです。
しかしその『苦難』を乗越える方法があります。
『苦難』の原因を知る事です。
感情的にならず、冷静に『この苛立ちは何処から来るのだろう?』と問答をしてみて下さいね。
最初は難しくても、その癖を付ける事で自然と苛立ちが始まると、問答できるようになってますよ。
それを知る事は、裏を返せば自分の弱さを知る事にもなると思うのです。
呪文を1つお教えしましょう。
イラッときたら『ありがとう』と唱えて下さいね。
漢字を用いると『有難う』と書きます。難が有るのです。難が感じ、自分の弱さを知る事に対して、感謝する言葉であるとも私は考えます。
結婚生活と一般社会
結婚生活における『苦難』と一般社会における『苦難』はそれ程大きな違いはないと思います。
一般社会でどちらか片方が受けた『苦難』は一人で悩む必要は無く、二人で話し合って、様々な考えの人間がいる事を知り、その対処二人で模索すればいいのですから、今までよりはずっと楽になりますよね。
しかし相方に対して感じる『苦難』は、その原因が育った環境の違いによる考え方の違いに因る事が多いのです。
この事をお互いに話さないで、どちらかが我慢を重ねるとか、放っておくと後でそのしわ寄せが大きくなってしまうのです。
自分の考え方と相手の考え方の違いを知る事は、結婚生活でもとても重要ですね。
自分の考えを押し通すのではなく、なぜ相手がその様に考えるのかを知り、その折衷案を模索しなければ生涯を共に生きていくパートナーとしては、バランスが取れなくなってしまうのです。
結婚準備は結婚生活で話し合う癖をつける最適の期間
せっかく愛し合って結ばれ結婚するのに、結婚が決まると、どちらかがそれを面倒臭く感じ、相手に任せるカップルを良く見ますが、時間が経つにどんどん歪みが見えてきます。
この結婚準備を喧嘩してでも二人で話し合って進めてる二人は結婚後も何でも話し合う環境を作ります。
自らの人間力を高めるには様々な『苦難』を乗越えていくしかありません。
それを社会のせいや他人のせいにして、自分を変える努力をしないと、人としての成長はあり得ません。
結婚でも同じです。切磋琢磨して片方が頑張って人間的成長をしてるとしたら・・・成長した方は成長の止まった相方から成長してる他の人へと目が向くのです。
だから、お互いに切磋琢磨していかないといけないのです。
その実践の場が社会であり、二人で乗り切る環境を作ることが結婚だと思うのです。
社会は環境が変われば、その『苦難』は消えるかも知れませんが、結婚は一生消える事はないので、ある意味社会生活より厳しいのかも知れませんよ。
この二人が理解し合い、真のチームになっていなければ、一般社会においても『苦難』を乗越え人間的に成長するのも早いのです。
表向きは愛情や仲の良さ、居心地が良いなど様々ですが、内に人間的成長がある事を知ると良いですね。
結婚を墓場と揶揄する人がいますが、成長を止めた人間としてのレベルが伺えますね。
結婚生活を乗超るアイテム『愛Team』
私達は結婚をとても真面目に考えてます。
二人が出会い、苦楽を共に人間的に成長させる為に神様が二人を引き合わせたと考えては如何でしょうか?
結婚指輪を二人で手作りするのも、苦楽を共に、結婚生活を過ごすと覚悟して頂きたいからなのです。
結婚指輪をファッションで選ぶよりは、その目的を知って頂きたいのです。
さぁ結婚準備を楽しみましょうね。