ダイヤモンドはジュエリー業界の高嶺の花?
いつかはダイヤモンドの婚約指輪を差し出され、素敵なプロポーズの言葉を・・・
なんて夢見ている女性も多いと思います。
あのキラキラ感が見る者を魅了するダイヤモンド
何故ダイヤモンドには人々、特に女性を魅了するのでしょうか?
解明はされていませんが、表面上の事と、その裏に隠された事を検証してみたいと思います。
ほとんどの人の場合・・・
高くてキラキラ輝いて綺麗=価値が高いもの
と解釈してる様に見受けられますが、それ以外にも色々神秘のベールに隠されていることがありそうです。
輝く
現在主流になっているマルセル・トルコフスキーによるラウンドブリリアンカットですね。
これは数学者でもあったマルセル・トルコフスキーが、ダイヤモンドの原石の結晶構造を最大限有効にカットしながら、全面から入って来た光を反射させるといった全反射理論に基づいたものです。
彼の姪孫に当たるガビ・トルコフスキー氏は、更に様々なカットを生み出したカットマイスターとしても世界的に有名ですね。
このダイヤモンドが輝くのも、3つの輝きがあるのです。
ブリリアンスと言われる、中に入った光が表に出てくる時の強く白い反射
ディスパージョンと言う、光の屈折によるプリズム効果で虹色を放ちます。
シンチレーションと言った、表面の輝きです。
因みに、昨今人気のブラックダイヤモンドは黒いため、中に光は入らず、表面のシンチレーションだけの光になるのですね。
この輝く事が、手にする事で自分にあてはめる事に繋がるのでしょうか?
とにかく輝くことがダイヤモンドの魅力の1つになっている事は間違いありませんね。
虹色
先ほどのディスバージョンと言われるプリズムによる虹色効果については、ダイヤモンドの神秘性の1つとも考えています。
和名、金剛石といわれ、物凄く力強いイメージがされますが、その名のとおり天然の鉱物の中では一番硬い、硬度を持ちます。
ダイヤモンドが個別でもつ色は様々ありますが、無色透明が好まれる理由として、この虹色の光が一番確認しやすいからと解釈しています。
無色透明から黄色味がかり茶色へと深い色になり、最後は黒といったダイヤモンドの自の色に、虹色の色の一部が掛けてしまうからかも知れませんね。
Dカラー Eカラー Fカラー GHI・・・実はZカラーまである事はあまり知られていませんね。
カラーセラピー
色の持つ特性から、カラーセラピーなどがありますが・・・
スポーツ選手がオレンジ色のサングラスをしているのにも意味があるのですね。
赤いパンツも流行りましたね。
東京の巣鴨では未だに良く目にします。
この様な様々な色の持つ効果がダイヤモンドの輝きには備わっているのですね。
ダイヤモンドを選ぶ時は、3つの輝きを初めて見る人には中々理解できません。
せめて、虹色が確認出来るか?を確認してみて下さい。
お店で見る時(ハロゲン灯)と、外の太陽光で見る事をお勧めします。
お店で買った時はキラキラだったのに、家に持ち帰ったら・・・???なんて事はよくあります。
光の波長が違うからです。
ハロゲン灯の下では、どんなダイヤモンドも輝く事は頭に入れてみるのも1つです。
高価である
世界のダイヤモンドの流通において価格をコントロールしている所があります。
これにより、農産物のように気候に因っての取れ高で価格の崩れを防いでいるのです。
先日、ロシアに人類のむこう3000年分の宝飾品となりうるダイヤモンド鉱山が発見されましたが、大量に流通させて価格を崩すより、コントロールされてる価格に合わせた方がメリットがあると考えているのでしょう。
エルメスのバッグと一般のバッグ
用途は同じですが、その価格の圧倒的な違いが高級品と一般品の違いになるのです。
もちろん歴史や物作りの姿勢など、ブランドたる所以はあります。
多くの人にとって、高額品を身に着ける=自分の満足や他人からの見られ方と言った、人とは違うといった優越感に繋がる事のように感じることもあります。
これら見栄や虚栄心を嫌う人は、ダイヤモンドを好まない心理も理解できますね。
極僅かのお金持ちは、持ち運びし易いダイヤモンドを金や預金の代わりにする人もいます。
何億、何十億の価値のダイヤモンドがその一例ですね。
世界的に価格がコントロールされているので、何かの折にはお金に変えることも、持ち運ぶのにも簡単ですよね。
ダイヤモンドが財産性を持つかと言うと、極稀に存在するとだけ考えておいた方が良さそうですね。
結婚の時にダイヤモンドを贈る意味
ダイヤモンドが宝飾品として流通されたのは結婚、婚姻が始まりなのです。
500年にも遡る愛の物語がそこには存在します。
ダイヤモンド=愛を貫きとおす覚悟
この意味を宝飾業界では伝えきれていませんね。
販売する事だけに重きを起き、この様な歴史に触れてこなかったから、現在の厳しい状況があるのですね。
これからのダイヤモンド
手作り指輪アトリエ100&1と東京浅草橋アトリエ花風里が考える、これからの時代のダイヤモンドは、現在99%のダイヤモンドを扱っている所とかなり異なります。
100&1(ワンハンドレッド・アンド・ワン)は既成概念を壊すと言った意味合いを持ちます。
今までのダイヤモンド業界に疑問をもち、真のダイヤモンドを身に着ける楽しさや意味を教えていければ、これからのダイヤモンド業界の新しい道が開けると考えております。
現在の社会情勢に合わせたダイヤモンドを再考してみました。
これからのダイヤモンドは、ダイヤモンドの輝きを見ることに因って、自らも輝けると言った、自分に対するモチベーションを高めるため、真実の愛を伝えるために存在するべきだと考えるのです。
ダイヤモンドは高価なものでなく、輝く事を基準にして選ぶことで、新しい価値観が生まれ、ダイヤモンド業界、宝飾業界の真の発展を切に望みます。
幸せの記憶を残す
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