婚約指輪を用意しようと考える男性にとって、周りは幾ら位のモノを送っているのだろう?とっても気になりませんか?
結婚情報誌やNET上では平均価格35万とか言ってるし・・・給料の3か月分とか耳にした事もあるし・・・
実際の所どうなんだろう? 給料が低い奴らはどうしてるんだろう?
とっても気になりますよね!?
あなたがもし、プロポーズを考えていたとしたら、この5分程度の説明で、安心するでしょう。
ぜひ素敵なプロポーズを試みて下さいね。
実際の婚約指輪の金額
宝飾業界32年、ブライダル業界10年で、結婚するカップルに対し、結婚指輪や婚約指輪を探すお2人を3千組以上対応してきた私でも、給料の3か月分を渡した人は、ほんの僅かの数組・・・多分3組位だったと思います。
とてもお金持ちの家柄の方、金融関係で給料が良い方・・・
私共のお店では平均は22万位です。
手作り指輪は安いと思われるかもしれませんが、実際の所、お客様の為に1点を作るので、間違いなく工賃は一般的なお店の量産品よりも高くなります。
それでも大手結婚情報誌の云うところの日本における婚約指輪の平均金額の35万より約40%も安いのです。
もちろん、35万のモノと比べて見劣りする事はありません。むしろ立派に見えるくらいです。
もちろん35万位の予算をもってご来店される方は居ますが、その後予算で作れるモノを知ると大変驚きます。
業界に30年以上も居ると、だんだんと、この給料の3か月分は業界の戦略なのではないか?と考えるようになりました。
給料の3か月分と頭にすり込まれたら、結婚情報誌の言ってる婚約指輪の平均価格である35万は安く感じませんか?
実は、この35万は実は業界が売りたい金額なのでは?と思えてきませんか?
ダイヤモンドの品質
結婚情報誌の言ってる価格と、私共の平均価格の差の大きくはダイヤモンドにあります。
手作りを推奨していますが、流石にダイヤモンドを手作りする事はできませんしね。
お店と私共の提案するダイヤモンドを比較してみました。
お店での提供するダイヤモンドは、ブライダルの場合TOP(最高級)クラスのダイヤモンドと考えて良いでしょう。
じゃあ、私共の提案するダイヤモンドは?業界で言う評価では確かにTOPクラスでは無いかも知れませんが高級クラスです。
しかし、鑑定書が無い状態で、二つを見比べた時に、その違いを正確に言い当てる人は居ないと思います。
二つを並べて、じっくりと見比べて、プロと云う人がやっと認識できるかどうか?そんな程度です。身に付けてるモノを30センチ離れてみて、その品質を判る人はプロでもいないのです。
驚きますよね!?
じゃあ何でみんな、最高級品を選んでるの?って思いませんか?
初めてダイヤモンドを買うあなたが、ダイヤモンドの事を知らないからなのです。
スマートフォンの新型が半年に一回出てくる昨今、私なんか使いこなしてなくても、新しいスペックが出ると買い替えたくなるのは、人間心理をついた商戦に乗っかっちゃってる一人だと思います。
スマホやパソコンはスペックが高い方が絶対良いに決まってますが、ダイヤモンドはどうでしょう?
お店では、そんな高スペックのダイヤモンドしか提案しません・・・何故か?
ダイヤモンドのことを知らない人に、金額の高いモノを売りたいからに他なりません。
宝飾業界に長くいても、その高いダイヤモンドがお客様の為になるのか?結婚する2人にとって本当に必要な事なのか?実は考え出したのは10数年程前からです。
一番重要なのは、プロポーズする時に何故ダイヤモンドを贈るのか?その意味を知る事だと思うのです。
おそらく、ダイヤモンドを結婚の時に送る意味を、お客様にきちんと伝える宝飾店は多くないと思います。何故なら、そこには高級なダイヤモンドを贈りなさいとは謳ってないからなのです。
ここまで読んでるあなたは、真剣に彼女に贈るダイヤモンドを選んでるはずですね。そろそろ、ではどんなダイヤモンドを選んだらよいのかを解説しますので、もう一つだけ、知っておいて下さい。
結婚の時にダイヤモンドを贈る意味
詳しくは結婚の時にダイヤモンドを贈る意味を読んで頂きたいですが・・・
簡単に言えば、ダイヤモンドを贈る人と受け取る人の結婚に対する真剣な思いの表れなのです。
愛してれば、一緒にいたい気持ちがあれば・・・と云う人も居ますが、もちろん正しいです。
ただ、結婚する時にお互いにきちんと未来と将来の結婚生活話し合っておく必要もあると思います。
この確認をしてるカップルは、経験上ですが、しないカップルより断然、仲良く結婚後も笑顔を絶やさず結婚生活を楽しんでいます。
ダイヤモンド業界30年超えのベテランが選択する最良のダイヤモンド
あなたはダイヤモンドを贈る意味を知ることが一番重要である事を知って頂きました・・・それでも予算に限りがある人は、これから伝えるアドバイスを参考にしてみて下さいね。
ダイヤモンドの価値を構成する4C
CALAT カラット ダイヤモンドの重さを表す単位 数値が大きいほど貴重とされます。1ct =0.2gです。
COLOR カラー ダイヤモンドの色の基準 Dカラーから始まり、EFGHIJ・・・Z まで存在します。Dカラーほど良いと言われてます。
CLARITYクラリティ 透明度を表す基準 内包物(傷)が多いほど反射の光が遮られ見た目に輝きが左右されます。
CUT カット ダイヤモンドの基本カット58面体(57面体もあります)を比較するカットグレードです。
ダイヤモンドの知識を殆ど持たない2人にとって、これらのスペックを説明しながら最高級をお店が推薦してくれたら?
私共がご提案するダイヤモンドは・・・プロでもルーペを使わずに見た時に、判断できないダイヤモンドの基準なのです。
言い換えれば、ダイヤモンドの本当のスペックを知らなければ、プロでも好評価を付けるダイヤモンドなのです。
それって結局悪いダイヤモンドなんじゃないの?
学生時代に偏差値で頭の良し悪しを決められた教育制度をどの様に思いますか? 偏差値の高かった人は偉いですか? 幸せですか?
人間は個々の持つ能力(個性)と頑張り(努力)と考え方でその人の未来は開けると思います。
鑑定機関などで検査すれば、劣るかも知れませんが、それは顕微鏡を使って検査する手法に他なりません。
物言えぬダイヤモンドは?
単に身に付ける事により、その人が偉くなったり幸せになる訳ではありません。
クラリティとカラーはダイヤモンド自身が持つ個性で、変える事はできません。これこそがダイヤモンドの持つ個性ではないでしょうか?
なので、悪いダイヤモンドでは?と考える人は偏差値によって人を区別、差別する事に疑問を持たない人とも言い換えれませんか?
カットとカラットは、施す人のさじ加減で変わります。
例えば、1ctにするか? 0.99ctにするかは、大きさ(重さ)を優先するか?輝きを優先するかで、どちらが儲かるか?でダイヤモンドカッターは自在に作る事ができます。
ブライダル業界へは、ダイヤモンド素人が多いと考えれば、カットを良くし、全てのスペックを高めたり、通販など高齢者が多いと思えば、大きさ優先に仕上げるとか・・・
消費者の心理をついて、売りたい方は思いのままです。
一生のうちに何度も何度も買うなら、目が肥えて来ると思いますが、多くの方は目が肥えないでも選択するしかないのです。
だから私は考えます。
2人の未来に繋がるお金の活き方をして欲しい。
2人の子供の為に・・・2人の旅行などの記憶作りのために・・・など・・・
それでいて、長く2人で生活するのであれば、40歳になっても50歳になっても使える事を一番に考えます。
結論
婚約指輪にお金を掛けなくても何時までも身に付けられ、見劣りしないダイヤモンドは下記のとおりと宝飾業界30年超えの私は提案させて頂いております。
カラット:0.3~0.5ct未満
現在の平均が0.3ct未満で、平均は0.25ctと言われてますが、40歳を超えたら、貧弱に見えてしまいます。年配のご婦人たちが大きいモノを身に付けるのも納得します。
カラー:G・H・I
肉眼で30㎝離れたら判りません。更に低いと言われるJ・K・L・Mは使用する地金の色によって、その差は更に判りません。
クラリティ:SI2~VS2
肉眼で30㎝離れたら、分かりません。
カット:ベリーグッド以上
ベリーグッドとエクセレントの輝きの差を肉眼で見れる人は、プロでもいません。
稀にプア(poor)と業界では低い評価でもエクセレントより輝くダイヤがあります。
何故?
現在の価値基準は100年前のコンピューターもない時代に作られたモノなので、その基準以下は輝いていても悪いと評価せざるをえないのです。
あなたがこの基準をお店に知らせて、お店の推薦する最高級品と比べてみて下さい。
まさか用意が無いとは思いませんが、対応によってはお問合せ下さいね。
結婚する時、プロポーズする時のダイヤモンドは、先ずはそれを贈る意味を知って、自分達に相応しいダイヤモンドを選択してくださいね。