「神奈川県で、手作りの結婚指輪を作れるところはありますか」——検索でここにたどり着いた方は、たぶんそこを知りたいのだと思います。先に答えを書きます。神奈川には手作り結婚指輪の工房が複数あり、その多くが横浜・鎌倉・湘南・田園都市線沿線の4エリアに集まっています。この記事では、横浜(関内・馬車道)で工房を営む100&1が、エリアごとの性格と、工房を選ぶときに見ておきたいこと、そして費用の実際を、売り込み抜きでご説明します。
神奈川の工房は、だいたい4つのエリアに集まっています
神奈川は広い県ですが、指輪を手作りできる場所は意外と偏っています。「県内ならどこでも」と考えるより、ふたりが行きやすい駅から探すほうが、結果的にうまくいきます。制作当日は数時間を使いますし、完成品の受け取りでもう一度足を運ぶことが多いからです。
横浜(関内・馬車道・元町・みなとみらい)
県内でいちばん工房が多いエリアです。関内・馬車道・元町のあたりは、もともと宝飾や洋裁の職人が集まってきた土地で、路面の小さなアトリエが点在しています。電車で行きやすく、制作のあとにそのまま食事や散歩に回れるのが強み。東京から東海道線・京浜東北線・東急東横線のいずれでも来やすく、日帰りで済みます。
鎌倉
観光と組み合わせたい方に選ばれるエリアです。指輪作りを一日の目的にして、前後でお寺や海を回る——という過ごし方ができます。そのぶん週末は混みやすく、予約が取りにくい時期があるのは頭に入れておいてください。
湘南・藤沢
藤沢・辻堂あたりにも工房があります。県西部・県央にお住まいの方には、横浜まで出るより近いことが多いエリアです。車で動く方は駐車場の有無を先に確認しておくと安心です。
田園都市線沿線(たまプラーザなど)
横浜市の北部、東京寄りのエリアです。都内在住で「横浜まで行くほどでもない」という方の選択肢になります。
「手作り」と言っても、作り方は大きく2通りある
ここを知らずに予約すると、当日に「思っていたのと違う」が起きます。工房ごとに採用している方式が違うためです。
ひとつは「彫金(鍛造)」。金属の棒や板を直接叩いて、削って、指輪の形にしていく方法です。その日のうちに完成して持ち帰れる工房もあります。金属を直接扱うぶん、細かい装飾や複雑な形は苦手です。
もうひとつは「ワックス原型+鋳造」。ロウでできた材料をふたりで削って原型を作り、それを職人が金属に置き換えて仕上げます。当日は持ち帰れませんが、デザインの自由度が高く、内側の刻印や曲面の表現がやりやすいのが特徴です。100&1はこちらの方式です。
どちらが上ということはありません。「その日に持って帰りたい」のか「形にこだわりたい」のかで選び方が変わります。違いは彫金体験と鋳造はどう違う?と手作り結婚指輪の3つの作り方で詳しく書いています。
費用の実際——神奈川で作るといくらか
正直に書きます。手作りは「安く済ませる方法」ではありません。ここを曖昧にしている案内が多いので、はっきりさせておきます。
参考として、結婚指輪2人分の全国平均は33.1万円です(リクルートブライダル総研「結婚マーケット調査2025」)。100&1の参考価格はペア30万円〜。同じ「2人分の総額」という土俵で見ると、手作りが極端に安いわけでも高いわけでもない、という位置にあります。
金額が動く最大の理由は地金相場です。金は2020年から2025年の5年間で約2.8倍になりました(田中貴金属の年間平均価格で6,122円/g→17,302円/g)。必要な厚みを削らずに作ろうとすると、どうしてもこの水準になります。安く見せるために地金量を減らすという調整の仕方もありますが、それは数年後の変形やすり減りとして返ってきます。細い指輪にして後悔した話もあわせてどうぞ。
費用の内訳の考え方は手作り結婚指輪の値段に、横浜での相場感は横浜の結婚指輪の価格にまとめました。
工房を選ぶ前に、確認しておきたい4つのこと
料金の内訳が出てくるか
「一律◯万円」だけの提示だと、地金相場が動いたときに何が変わるのか分かりません。制作の基本料・地金代・加工費が分けて説明されるかを聞いてみてください。100&1は見積りをこの3層に分け、全項目を単価×数量で開示しています。
どこまでを自分の手でやるのか
「手作り」の範囲は工房によってかなり違います。原型づくりだけなのか、磨きまでやるのか、刻印は自分で打てるのか。ここが想像と違うと、いちばんがっかりします。
完成までどのくらいか
当日持ち帰れる方式と、後日仕上げてお渡しする方式があります。挙式や入籍の日が決まっているなら、逆算して間に合うかを最初に確認してください。繁忙期は通常より時間がかかります。
作ったあとのこと
サイズ直し、変形の修理、再仕上げ。指輪は30年、40年と使うものです。作って終わりではなく、そのあとどうしてくれるのかを聞いておくと安心です。
工房の見極め方は手作り指輪の工房選びのチェックポイントでもう少し詳しく書いています。手作り結婚指輪で後悔しないためにもあわせてお読みください。
100&1 横浜店(関内・馬車道)のこと
最後に、自分たちのことも書いておきます。100&1は横浜元町の時代から、神奈川のたくさんのカップルと指輪を作ってきました。現在の工房は関内・馬車道です。
| 住所 | 〒231-0007 横浜市中区弁天通3-48 弁三ビル405 |
| アクセス | JR関内駅 徒歩7分/市営地下鉄関内駅3番出口 徒歩5分/みなとみらい線馬車道駅 徒歩5分 |
| 営業時間 | 10:00〜18:00(火・水定休) |
| ご予約 | 完全予約制(公式LINEまたは相談予約フォームから) |
| 参考価格 | ペア30万円〜(内訳を全項目開示) |
制作は1回のご来店で原型が完成し、そのあと職人が仕上げてお渡しします。相談だけのご来店も歓迎です。詳しくは横浜店のページをご覧ください。石川県にお住まいの方は金沢店もあります。
実際に作った方の話はお客様の声で読めます。
よくある質問
神奈川県で手作りの結婚指輪を作れるところはどこですか?
横浜(関内・馬車道・元町・みなとみらい)、鎌倉、湘南・藤沢、田園都市線沿線の4エリアに工房が集まっています。数がいちばん多いのは横浜です。作り方(彫金か、ワックス原型+鋳造か)や当日持ち帰りの可否は工房ごとに違うので、行きやすい駅で絞ってから、方式と料金の出し方で選ぶのがおすすめです。
手作り結婚指輪の費用はいくらですか?
素材・幅・厚み・加工内容、そしてその時の地金相場で変わります。100&1の参考価格はペア30万円〜です。比較の目安として、結婚指輪2人分の全国平均は33.1万円(リクルートブライダル総研「結婚マーケット調査2025」)。金額そのものより、内訳が開示されるかどうかを見てください。
結婚指輪は手作りのほうが安いですか?
いいえ、手作りだから安いということはありません。指輪の値段の大半は地金の重さで決まるので、同じ素材・同じ厚みなら、作り方を変えても総額は大きくは変わらないからです。安く見えるものは地金量が少ないことが多く、その差は数年後の変形やすり減りとして出てきます。手作りの価値は価格ではなく、作った時間が残ることのほうにあります。
手作り結婚指輪はダサいと言われませんか?
「手作り=素人っぽい仕上がり」を想像しての心配だと思いますが、工房によります。ふたりが担当するのは原型づくりまでで、鋳造・研磨といった仕上げは職人が行う方式であれば、見た目は既製品と変わりません。心配な場合は、完成品の写真を見せてもらい、仕上げを誰がやるのかを確認してから決めてください。
金属アレルギーが心配です。神奈川の工房で相談できますか?
素材の選択肢がある工房なら相談できます。アレルギーの出にくさは素材によって差があるので、予約時に伝えておくと当日の選択がスムーズです。詳しくは金属アレルギーと結婚指輪をご覧ください。


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