#01

STORY
2016年12月入籍 品川様ご夫妻
“andante” 歩くようなテンポで進もう

スタッフ こんにちは!約3年ぶりですけど、変わらずお元気そうで良かったです。指輪作りの時に、偶然にも地元が一緒ということで盛り上がりましたよね(笑)お勧めしたキムチ屋には行かれましたか?

奥さま それがまだ行けてないんです。キムチを扱ってるお店が何軒かあって、どれかわからなくて・・・。

スタッフ じゃあ、後で詳しく教えますね。

奥さま ありがとうございます。キムチ大好きなので行ってみます(笑)

入籍直後の大怪我

スタッフ ところで、ご主人がお仕事中の事故で高所から転落して、予約が一旦キャンセルになったことがありましたよね?

旦那さま 7ヶ所骨折して一時はICUに入りました。

スタッフ 奥さまのメールからもその混乱ぶりが感じられて、すごく心配したのを覚えています。

奥さま あの時は予約をキャンセルしてしまって申し訳ありませんでした。

スタッフ いいえ。何よりそんな状態じゃ指輪作りなんてできませんからね。でも、それから割とすぐにご来店いただいた時は「本当に大怪我したの?」ってくらい普通に見えたので、驚くと同時にホッとしました。その後、お体の状態はどうですか?

旦那さま おかげさまで挙式の2週間くらい前には仕事にも復帰でき、今では完全復活です!

スタッフ それは良かったです。入籍してすぐの大怪我でさぞかし大変だったと思いますが、その分お二人の絆も深まったかと思います。

ウェディングプランナー目線のお店選び

スタッフ アトリエ100&1はどうやって知ったのですか?

奥さま もともとウェディングプランナーとしての仕事柄、様々な結婚指輪を見てきました。それで、自分達の時は手作りしたい思いがあったので、色々なお店を比較検討していたんです。有名なお店とか、横浜以外にも鎌倉周辺のお店とかも色々見ました。

スタッフ 鎌倉はデートスポットとしてロケーションも良いし人気ですよね。

奥さま でも、金属を直接叩くとか、その日のうちに持って帰れるとか、3時間でできちゃうとか・・・どれもシックリこなかったんです。それで、100&1さんのホームページを見つけて、見ていくうちに「ここなら思い通りのものができるかもしれない!」って思ったんです。それで、予算も含めてとりあえず相談してみることにしました。

横浜のシンボル『ロイヤルウィング』

スタッフ お二人の出会いは?

旦那さま 職場ですね。二人ともディナークルーズやウェディングなどをやっている『ロイヤルウィング』という横浜のクルーズ船で働いてたんです。

スタッフ 奥さまは現在もウェディングプランナーですか? 

奥さま はい。今もロイヤルウイングでウェディングプランナーをしています。

旦那さま 私は結婚を機に、定年後も一生働ける仕事がしたいと思うようになって、今の造園業に転職しました。

スタッフ なるほど。それで木から落ちちゃったと・・(苦笑) お二人の結婚式もロイヤルウィングで?

奥さま はい。でも同僚が出席すると私達のウェディングの進行ができないので、一部の人達しか招待できなかったんですが、後日、出席できなかった仲間が結婚パーティーを開いてくれて、披露宴を2回やったみたいな感じです。とても感動しました。

スタッフ それは嬉しいですね。そんな素敵な仲間のいるお二人の人柄が伺えますね。

旦那さま 70名くらい集まってくれて、本当に嬉しかったです。

刻んだ文字とデザインの意味

スタッフ アトリエ100&1では、結婚指輪の内側に二人で文字を刻むことを推奨しています。その中でも、お二人の刻んだ文字はとても印象に残っています。なぜ andante と刻まれたのですか?

旦那さま 二人の歳が離れているので、結婚へのこだわりというよりは、二人でこれからの人生を自然に歩んでいく中で、その延長線上に結婚があるなら・・という思いがありました。なので、これからも自然に歩くようなテンポという意味で andante と刻みたいって二人で話してたんです。

スタッフ この流れる様なフリーハンドの自然曲線デザインも二人で考えたのですか?

奥さま 事前に二人でどんなデザインにするか色々話しながら、漠然としたイメージは考えていました。それで当日に、色々な方の作品例などを参考にしながらフリーハンドで書いてみたんです。それが andante とマッチしたので決めました。

苦労しただけ思い入れも強くなる

スタッフ 制作中に不安に思ったこととか、記憶に残っていることはありますか?

奥さま とても長かったですね(笑)6時間ぐらい掛かったかな? 細かい文字をお互いに刻んだんですが、病み上がりの疲れからか?だんだん主人の目が見えづらくなっていって、最後まで細かい作業ができるか心配でした。

旦那さま 半分勘で彫ってましたね。制作中の動画をたまに見返すけど、やっぱり弱ってたなーって(笑)

スタッフ 弱ってたとは知らずに、長時間拘束して申し訳ありません! 制作中の動画は単に記録としてではなく、心のメンテナンスという意味合いもあるので、たまに見返していただけると嬉しいです。

奥さま andante を彫り上げたらある程度満足してしまって、イニシャルの N & M は諦めようとしてたんです。そしたら三代さん(アトリエオーナー)が「ここまでやったならイニシャル入れよう!」って、妥協を許してくれなかったんです(笑)でも、今となっては本当に彫って良かったと思っています。

スタッフ 文字彫りを一発でできる人は少ないですが、アトリエ100&1では基本的にできるまで何度もトライしてもらいます。これは “結婚生活においても、何度挫けても最後には乗越えられる” ということを肌で感じていただくと同時に、苦労したぶん記憶に残るので、指輪見る度にその時のことが思い出せるというコンセプトからなんです。

奥さま なるほど。そういう意味があったんですね。

スタッフ 結婚指輪は、単に結婚の証というだけでなく、結婚生活を乗越えるための二人のアイテム(愛team)と謳ってるのもその為なんです。

旦那さま 確かに指輪を見ると作った時のことを思い出しますし、とても良い思い出になっています。

スタッフ 今日は久しぶりにお二人に再会して、元気な姿を拝見できて本当に嬉しかったです。ありがとうございました。


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