#03

STORY
2017年1月入籍 幸坂様ご夫妻
二人で話す “今と少し先の未来”

スタッフ こんにちは!年の瀬の忙しい時にありがとうございます。お元気そうな姿が見れてとても嬉しいです。

旦那さま 私達もまたお会いできて嬉しいです。

スタッフ 早速ですが、お二人は100&1をどうやって見つけたんですか?

奥さま 最初はペアリングが劣化してたので新しく作ろうと思って、色々手作り指輪の店を探してました。友人が作ったのも見たんですけど、ボコボコと叩いた跡がある指輪でどれも同じ様に感じたので、私達は違うものを作りたいという思いがありました。

旦那さま ちょうどその頃、旅行を計画してたんですけど、旅行先の金沢で手作り出来るところないかな?って探したら、インターネットで100&1を見つけて「ここだ!」と思って連絡させて頂いたんです。

スタッフ あの時はプレエンゲージメント(恋人以上結婚未満)のペアリングでしたよね。

旦那さま 付き合って2年目ということもあって、ダイヤモンドを2個並べたんです。最初は緊張しましたけど、色々な作業を一つ一つとても親切に説明してくれたことを覚えてます。

よさこいがきっかけで交際

スタッフ お二人の出会いは?

奥さま 仙台よさこいの青年部実行委員会に主人がいたんです。あとから私が参加したんですけど、最初は業務内容を一方的に話してきたんで「なんだこの人?うるさいな!」って思ってました(笑)

旦那さま 僕は「笑顔が素敵な人だな」って思ってましたけどね!

一同 (笑)

奥さま でも、一緒によさこいの運営を進めていくうちに、自然とお付き合いが始まりました。

ブルガリの婚約指輪!?

スタッフ 婚約指輪も当店でお作りいただきました。

旦那さま プレエンゲージメントを作った翌年に仙台から横浜に転勤になったんですけど、一緒に来てほしいっていう思いが強くて、そこでプロポーズを考えました。それで、婚約指輪を用意することになったんですけど、100&1で作ろうっていうのは決めていました。金沢でプレエンゲージメントリングを作った時に、単に客としてではなく、僕らのことを考えて話してくれると感じたんです。

スタッフ ありがとうございます。婚約指輪のデザインのポイントは?

旦那さま ダイヤモンドを使うことは考えていたんですけど、普段使いもしてほしかったので、立爪でなく引っ掛かりも少ないデザインにしました。付き合って3年目ということで、妻の好きなブルーの石を3つ使ったデザインにしました。

スタッフ 一般的な婚約指輪は石を目立たせるためにリング部分が細く、結婚指輪とは違って自分で文字を彫ることはできないのですが、幸坂さんのデザインは幅広だったので文字を刻むことができました。

スタッフ 渡した時のエピソードは?

旦那さま ちょっとしたサプライズというか、冗談みたいな感じで「ブルガリの指輪を買ったよ。」と伝えたんですよね。

奥さま そうなんです。だから実は居ない時を見計らって家中を探したんですけど、全然見当たらなくて・・・そしたら誕生日の午前0時、日が変わった瞬間にアラームが鳴ったんです。主人は隣でグーグーいびきかいて寝てたのにムクッと起き上がって、ガサゴソとベッド脇の隙間に手を突っ込んで、指輪と手紙をハイ!って渡してくれたんです。でも、ブルガリのロゴが無い白いケースだったので「これはブルガリ?」って(笑) 指輪の内側に見慣れた文字が彫ってあったので、100&1で作ったってすぐにわかりました(笑)夜遅かったけど、すぐ両親に電話して「プロポーズされたよ!」って伝えました。

スタッフ 当店の婚約指輪は、プロポーズで渡す時は手作りしたことは内緒にしておいて、結婚式当日に『手作りしている動画』を流すことで、その時初めて新婦は “その指輪は新郎の手作りだった” ことを知る!っていう感動サプライズを仕掛けるんですが、幸坂さんのデザインは文字を彫ることが可能だったので『一生残る手作りの証を刻む』ということを優先しました。だから、サプライズにはならなかったんですよね。

奥さま その日は遅かったから記念写真だけ撮って、後日手作りしている動画を見たけど、やっぱり嬉しかったですね。

お互いのお守りのような存在の指輪

スタッフ 年が明けて2017年1月に、今度は二人で結婚指輪を作りに来ていただきました。

奥さま はい。主人から「結婚指輪も100&1で作ろう!」と言われてましたし、どうしても他と被るデザインは嫌で、100&1さんならどんなデザインでも対応してくれると思ってましたので。

旦那さま 仙台の美容室のマスターが金の指輪をしていて、それが格好良かったので金色にしたいと考えてたんです。妻が選んだの四角いダイヤモンドを見て自分も入れたくなってオーナーに相談したら、金と緑の色の相性が良いっていうことだったのでエメラルドを入れてもらいました。

スタッフ ダイヤモンドのラウンド(丸い石)なら流通が多いので見つけやすいのですが、違う石で同じ大きさを用意するのはとても難しいので、リカットすることをイメージしてご提案させていただきました。内側の二人で刻んだ文字もとても素敵でしたよ!

旦那さま お互いのイニシャルを顔に見立てて、いつまでも笑顔でいたい意味を込めました。元々結婚指輪は “お互いのお守りのような存在” って考えてたので…。だから二人で作りたかったっていうのもありますね。

奥さま結婚する時、プロポーズする時、何故ダイヤモンドを贈るのか?』など100&1のブログをめちゃくちゃ読みました。そこで結婚指輪の意味も改めて知ったんですが、まさに自分達が考えていた “お守りのような存在” っていうのにも近いと感じました。

二人で話す、今と少し先の未来

スタッフ 結婚して何か変わったと思いますか?

奥さま 自然とお互いの良いところを理解しようとしてるように思います。結婚する前は「私は私」的な考えがあったんですけど、それが薄らいで、パートナーとしてどう考えるか?どう対処するか?を考えるようになりましたね。

旦那さま 妻は誰とでもすぐ仲良くなれて人に好かれるんですけど、自分はそれが苦手で・・・そういうお互い足りないところを補い合う関係でいられたら良いなって。

スタッフ 足りない部分を相手に求めるのでなく、補い合うって素敵ですね。

奥さま あとは、毎日少しでもいいから二人で話すようにしています。忙しい時は寝る前の30分位ですけど、将来のこととか子供ができたらお受験させる?とか(笑)他愛もないことを話してます。

スタッフ 年の瀬なのでお伺いしますが、来年の目標は?

奥さま まず体調を整えることですね。あとは、私のお婆ちゃんの様になりたいと思ってるんですけど、可愛くて周りを穏やかな雰囲気にするんです。そんな風になれるよう、主人と一緒に毎日を大切に生きていきたいですね。

旦那さま 自分は本でも書こうかなって。

スタッフ えーっ!すごいですね。どんな本ですか?

旦那さま 先日友人と話してて強く思ったんですけど。私は東日本大震災があった時に仙台にいたんです。過酷な状況の中で、自分は生かされた思いがあります。歴史に名が残らないような人にも、それぞれの人生があります。結婚して、今があって、生かされてる人々のエピソード的なもの・・・そういうのを残しておきたいって思ったので。売ろうとかじゃなく、節目的な何かにチャレンジしてみたいですね。

奥さま いつ何が起きるか分からないから、少し先の未来を見据えながら、今二人でできることを楽しみたいですね。


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